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サックスリード

吉祥寺・調布 これからサックスをはじめる方から経験のある方まで心から楽しみ、”自分らしい音楽”を奏でられるようになれるサックス教室TONINSELトーンインゼル講師*三浦瑞季 です。リードはケーンと呼ばれ、葦属(あし)と言う植物から出来ています。ここまでは皆さんもご存知かもしれません。
葦は湿度の低い湿地帯の気候で育ち、主にフランス・アルゼンチン・スペインなどで多くのリードが生産されています。世界には葦を育てる専門家がおり、栽培に2年、刈り取りから乾燥まで2年、それからリードの形に成形されるそうで、天然素材のため同じリードは存在しません。
そのため、奏者はリード選びをしますが(※リード選びをご覧ください)、”鳴り”に個体差が生じます。鳴らないものは破棄してしまう方も多いかと思いますが、これだけの長い年月とリードをつくる職人を思うとリードを大切に使いたいと思いませんか?
次回はリード選びについてお話ししようと思います。